知らないお迎え

第二新卒の割に社会経験が中途半端な私は就職活動を

アルバイトでさえ内定を出す事が出来ず半年が経過していました。

薄暗い自部屋で無気力になりながら

3日間眠り続けると突然無数の響く声が頭に届きました。

精神的ではなく肉体的に疲れていたのは今でも忘れません。

何百人もの見えない声の主が訪れました。

私がどの様な人間なのか調べたり審査して行きました。

その人達の元へ行くのがふさわしいか判断をして行きました。

幻聴にしては奇怪な内容でした。

しかし見えない何者かが現れ、見えない声の主達に

私はふさわしくないと悪評を言い渡し、声を侮辱へ変えました。

何百人もの見えない声の主達は去りました。

それは見えない人々の訪問の始まりでした。