強くてタチの悪い霊障を起こすのは貴族など
位の高かった人間が多く、それを隠している場合が殆どです。
この悪霊達はプライドが高く格好つけたがりで見栄っ張りで嘘つきで強欲です。
縁起物として稲や米俵が上げられますが
実はこの様な貴族の悪霊を遠ざける効果があるのが稲飾りなのです。
やんごとなき身分の者達はお米が大好きですが
稲は嫌いで稲を刈り取る者を見下しています。
稲を嫌う霊はとても悪い悪霊になります。
貴族の霊は良い職種や派手な仕事の人間に取り付き悪さをしようとします。
お洒落な人間も貴族の悪霊の標的になります。
その様な人は外からも中からも見える
目立つ場所に稲を飾ることをお勧めします。
高飛車な声の訪問者は言いました。
『なによ!稲なんてダサいじゃない!近づきたくないわ!!』
『かっこ悪い!やだっ!家に入れない〜!?』
『なんだこの稲は!?御霊入れるっ!御霊入れるっ!御霊入れるっ!』
『稲を刈るのは下々の者の役目、近づきとうない』
『稲は嫌じゃ!米俵を飾るのじゃ!!』
声の訪問者は言いました。
『稲嫌いって悪い奴じゃね?稲嫌いっておかしいべ??』
『俺、稲が実った時好きなんだ〜!綺麗だよね!稲の匂いするかなぁ…』
ウィスパーボイスは言いました。
『我らが懸命に作ってきた米をこやつらはこの様に思っていたのか…!』
米屋で稲を買ってささやかに飾りました。綺麗でお気に入りです。
