石はお守りになるか気になっていた頃の話です。
ネットショップの割引券を駆使してスギライトのブレスレットを
2500円の細くて小さい品が500円で買えました。
スギライトは霊障に強い石と言う情報で期待していました。
アフリカから来て卸したてのスギライトを手に入れました。
声の訪問者は勘違いして怒りました。
『そんな安物で追い出そうと言うのか!?許さぬぞ!』
声の訪問者はビビりました。
『スギライトに部族が住んでます!!精霊!!?』
『痛いー痛いー槍で刺さないで!!』
『槍をへし折れ!奪えーー!!』
『へし折ったのに精霊が槍を作ってまた突いてきます!
痛いー痛いー刺さないでー!!』
精霊は勝利のダンスを踊りました。
肉が大好きで肉の匂いがすると飛び込んで
肉の霊体を吸収し活性化しました。
精霊は声の訪問者で盾を作りました。
声の訪問者はとてもとても苦しみながら精霊を攻撃し続けました。
『強いが一匹ずつ潰せ!肉を食うなど恐ろしい!!』
『痛いー痛いー痛いー刺さないでー!』
敗れたスギライトの精霊はしばらく私の周りを浮遊していました。
スギライトの精霊はブレスレットに戻れず
ブレスレットは霊障を起こしました。即、海に沈めました。
声の訪問者は激怒しました。
『スギライトの霊を殺すとは何事だ!
スギライトの霊など滅多にお目にかかれないのに!!
お前ら許さない!よこせよ!よこせよ!!俺が可愛がって一緒にいる!』
『死にました!あいつら怖いから!!!!!』
本当はスギライトのブレスレットを捨てたくなかったです。