基本的にお守りは肌身離さず身に着ける必要があります。
ブレスレットならまだしも神社の授与品だったりすると
現代では間抜けに見えて敬遠しがちかもしれません。
神社のお守りは毎日ポケットに忍ばせたり
首に掛けたりしないと効果は出にくいのです。
またお守りは地面に落とすと効果を失うとされます。
多分、地面には邪霊がたくさんいてお守りを穢したり
食べようとしているのでしょう。
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声の訪問者は言いました。
『懐かしいのう。わしも昔はお守りを身につけとった!』
『昔は皆んなお守りは身に付けとったのじゃ。』
『首にかけると恥ずかしいかもしれんがバレんじゃろ。
でもな守護霊達は知ってるぞ。みんなやっとたからな。』
呪いの使役霊は怒りました。
『守りなぞ壊してくれる!!穢せ!』
呪いの使役霊達は次々と低級霊を首にかけた
お守りに入れ込んでいったのです。
呪いの使役霊達の思惑は外れます。
なんとお守りの首にかけた紐を見かけた見知らぬ人の守護霊達が
お守りを浄化したり除霊してくれたのです。
呪いの使役霊は怒りました。
『御霊入れるっ!御霊入れるっ!御霊入れるっ!霊道にしてやろう!!』
本当に悪霊から守ってくれたお守りは効果を失いました。