声の訪問者は話し合いました。
『守護霊とはなんだ?』
『守護霊になったらその人と一緒に天界に行けるのよw
だからあたし達は守護霊になるのよ!w』
『馬鹿者!上に行くには守護霊で
あっても試されるぞ。特に上ではな。』
『こんな事があっては今、お前達の様な悪鬼を
摘発しとる天界が増えてきとるだろう。』
『守護霊になる理由はその様な
低い心ざしではないわ。
上に行く者は常に上を目指し己を磨いておる。
そのついでに天界に召されるのだ。
天界に昇っても上を目指して切磋琢磨しておるぞ。』
『えー!やだー!天界に行ったら楽して美味しくて
神さまとして崇められるんじゃないの!?』
『んな訳ねーだろ!仕事してるよ!!
そろそろ俺もじゃーなっ!』
『守護霊は術で入れ替えるものではない。守護霊が選んだ仲間こそ守護霊となる
のだ。』
『じゃあ、霊能者が入れ替えたり入れた
守護霊はどうなんですか?』
『無理矢理入れたものだ。合う訳がない。
悪鬼じゃな。そもそも守護霊の素質があるなら
霊能者に頼らなくても守護霊となろうぞ』
『親切心で合わない霊を付けて来るのは何ですか?』
『霊視出来ないか霊の見極めが出来ない奴じゃろ』