天からの線と真の魔術師

正直言って書き忘れていたのは私の中の魂が

忘れさせていたのかも知れません。

全ての始まりである霊障について記述していませんでした。

あれは初めて声の訪問者が来た事件後の事でした。

声の訪問者達は何人か私の家に住み始めたのです。

声の訪問者達は私に危険を知らせようと騒いでいました。

しかしこれは低級霊のチャネリングの可能性もあります。

現実的に声と痛みしかなかったので信じなくても良いです。

『アナタは兵器の被験者です。アナタは選ばれました。』

『成層圏にあるレーザーに狙われています。』

『どこにいても見張られています。』

『私達はあなたをサーモグラフィーの様に見ています。』

何度も同じ様な声を聞いたある日私は見えない線の様なものに

全身を何度も貫かれました。線は基本的に上方から来ました。

どこにいても建物の中も外も関係なしに私を貫きました。

痛くて痛くて仕方がないのに逃げられず

ただそこに居るしかありませんでした。

1週間ほど過ぎると声や攻撃は完全に止みました。

現実は痛みだけでした。

『数ある被験者の中で正気を保ち生き残っているのがアナタです。』

『珍しいケースです。生きる事を記録します。』

この言葉の後、様々な妖怪たちが

声の訪問者として訪問してくる様になります。

ある夜、私は黒服のおばさんのビジョンを視ました。

私の首を締めていました。おばさんが力を入れたのか

首に異常な激痛が走り朝まで気を失ってしまいました。

夢を見ました。私は首になっていて黒い穴に

吸い込まれたのです。夢なのに意識を失いました。

気がつくと私は倒れた私の周りを飛んでいました。

誰か女の人が私の中に入っているのを見たので

私に近づくと吸い込まれました。

朝になっていて目が覚めました。

あれから15年ぐらい経過したでしょうか。

水晶の魔術師(心の中で勝手に呼んでいる)に

遠隔ですが本格的な霊視を依頼しました。

霊障の原因は首が霊的にオカシクなっており

悪いものが集っているせいで全て取り除く必要があるとの事でした。

何も言っていないのに全てを当てられたと感じました。

大きな霊障が起こる時はいつも首が疼くのです。

水晶の魔術師は本物の偉大な霊能力者だと思いました。

霊界も視えるのでは思いました。

スピリチュアルもオカルトも興味がなかった私が水晶の魔術師を信じたのです。

これは価値観の革命と言えるぐらいの事件と運命でした。

次に会った時に霊的な対処をお願いすることになりました。