ブログを見た様な雰囲気を持つ霊がたまにやってくる事があります。
声の訪問者は言いました。
『ブログを見て情報を整理し、使いを送ってくるとは大した術者だな』
『気をつけよ!現世の術者なら大霊能力者だ!』
『死人なら神であろう。この様な者は滅多におらぬ。』
『様子を見るならまだしも使いを送るのは何かあるとしか思えぬ』
会社にやって来た声の訪問者は言いました。
『我は〇〇。これも何かの縁…浄化していこう。
もしこれを知ったらブログに書いてくれると嬉しい。』
悪い声の訪問者は少し何処かへ消えました。
試しのご除霊さんは去りました。
何日か経つと遠い場所にある使いの霊がやって来ました。
使いの霊を漢字を送り自己紹介をしました。
『好!好!好!好!好!好!好!好!』
使いの霊は言葉が通じませんでした。
悪い声の訪問者は言いました。
『すこすこ?こいつは、すこって言うのか!』
もう一体の好もやって来ました。しかし別の好は怒りました。
何故ならばもう一人の自分は千切られて霊欠片を入れられ
気がふれて、最期には自我を失い行方不明になっていたのです。
好を助けに来た好は捕まりました。
悪い声の訪問者に無理矢理に魂を侵されました。
好と呼ばれた使いの思念波は辺りに散りました。
『好!好!好!好!好!好!好!好!』
悪い声の訪問者は言いました。
『なんだ?こいつもすこなのか?美味そうだ!!』
『何言ってるか分からないな!難しい漢字で殆ど読めない。』
好と呼ばれた使いは動けなくなるまで
集団の悪霊に千切られて貫かれました。
意識を失い死なない程度に動けなくなった好は
悪霊の巣である霊道の中に引きずり込まれました。
悪霊たちは好を霊道の中に逆さ磔にしました。
悪霊はどうでも良い相手は磔にし、憎い者は逆さ磔にするのです。
好は身体中にストローの様なもので小さい穴を
たくさん開けられ生命力を吸われました。
好を生かそうと好の生まれた場所から常に霊気が送られて来ます。
悪霊たちは更に身体中に小さい穴を開けて力を啜ります。
声の訪問者は言いました。
『すこの主は絶対に強い霊能力者だ!美味すぎる!!』
気狂いの声の訪問者は意味の分からない事を騒ぎました。
『akfjasifm:apsfmaw[er[ana[』
『knu6car;y dcaw;oicy ;aw as;if』
しかし気狂いの声の訪問者たちは
中国語を聴くと耳を澄まして静まるのです。
もしかして好と呼ばれた使いは大陸から来たのでしょうか??
好の友達は漢字を送り、場を去りました。
『咽呼…』『咽呼…』
悪徳霊能力者と祓魔師の使いの霊は家と会社に
交互に交代でやって来ては霊障を起こします。
何かの関係者でしょうか?
声の訪問者は憎し憎しげに言いました。
『サロンの中に入れないのはきっと使い捨ての霊なんだ』