生意気だと思った女性を化かしに
女性の家に沢山の神様がやってきました。
女性は一生懸命に働いて一人で生きている様なものでした。
化かし方で神様達は仲違いを始めました。
化かしに来た神様達は性別を偽りました。
女の神様は女に化けた男の神様に怒りました。
『そこの男!お前の中の女はそんなにバカな人間なのかい?』
『お前にとっての女はそんなにバカなのか聞いている!』
女の神様は男の神様に次々と声をかけました。
『何で弱くて汚くて頭の弱い女ばかり演じる!』
『お前にとっての女はそうなのか?』
『女は本当は強いのじゃ!』
『時代のせいで男より立場が下だっただけじゃ!!』
『今の世、女だって頑張ればまともな仕事でも男より稼げるでのう!』
『男より上の女をお前の様な男が化かすのは
やめて貰おうかのう!女をバカにしてるのと同じことじゃ!』
男の神様は言葉を失いました。
『一人で稼いで生きてる強い女の中には男より上がたくさんおる。』
『いつまでも女が男より下だと思うなよ!』
『強い女を演じて貰おうか!』
『理想の女はどんな女じゃ?』
『そうじゃ!わしらは強いのじゃ!!』
『わしらのいる所でバカなことするでない!』
男の神様は言いました。
『お前らこそ立派な男を演じて見せろ!』
女の神様は言いました。
『わしらは男より立派じゃ!男を演じる必要はないんじゃ!
仕事をして家を守り、子を生み、育て、男を立ててきた!』
どうやら女の人は死んだ後も神様になった後も強い様です。