滅却の蒼き炎

ブレスレットをハンドメイドしてから

どんどん女の悪霊が石に絶え間なく入り込み

ストーカーの如く憑いてくる様になりました。

当然、霊障は悪化し物理的にも

見えるようになってました。

鈍い御光が漂うのをたまに

見かける様になりました。

悪い女の霊達は霊障を起こしました。

顔にシワを落書きしたり

憑依をして女の化粧を失敗させたり

被害者の周りの人間の霊孔を抉じ開けて

生者に重なり被害者を老ける様に見せたのです。

(霊孔が何かは知りませんがそう聞きました)

悪い女の霊は被害者の顔と身体を突いて

腫れ物や軽いシワを作りました。

身体が重くなり意識が途切れ途切れになり

仕事もまともにできなくなって来ました。

少なくとも5倍は仕事が遅くなりました。

声の訪問者はポロリと呟きました。

『くろにくるのしたのつかいだ!』

悪霊が来始めた時期も合っていました。

声の訪問者は冷たく言いました。

男の霊能者の使いとは思えんな!

女か?知り合いの占い師の使いか何かか?

霊格の低いヤツらだ!

主の精神の奥底もそうであろう?

『霊格とは何でございますか?』

『精神の質の事だ。霊力ではない。

高ければ良い霊界…神界への道へと通づるであろう。

お前らがいつまでも現世にいるのはそう言う事だ。』

『まともに御修行でもする事だな!』

いくらブレスレットを浄化しても

悪霊の霊媒と棲家にされるので

炎に投げ込み処分しました。

悪い声の訪問者が減りました。

数人の女の悪霊の生き残りは

下卑た笑みを反射物に投影しました。

『やっと捨てたのね!wwwww

アンタなんて女らしいのは似合わないのよ!

見た目を醜くして、恋人も年齢イコール

恋人いない歴のままよ!!!

仕事も辞めさせて惨めにしてやるww