悪い声の訪問者は重苦しい男性の声で宣戦布告をしました。

『ぅお前らヤニ食えぇ』

唐突にこの悪霊は何を言っているのかと思ったのですが

「お前ら」とは集団であり個人では無いと言う認識はありました。

臭いを利用した呪いの体験談になります。

私は食事をあすけんと言うダイエットサポートの

アプリに写真と一緒に記録しているのですが

食事の写真を撮影してすぐにタバコの臭いが

する様になったのです。しかもモフモフとした

ティッシュの様なものを口に含んでいる感覚まで

発生し襲われました。味はしませんでした。

たまに生の玉ねぎの味はうっすらとしましたが

呪いをかけている人物は何アホな事をしているか？と思いました。

私の推測ではタバコの臭いを嫌な人物に無理矢理

体感させて、その感覚を送っている筈なのでした。

どうやらスマホをハッキングしている霊能力者の攻撃である様でした。

以前にこの件に関しては警察に相談しましたが

まだサイバー警察を動かす条件は満たしていないと言う事でした。

私に繋がってご飯の味を楽しむ謎の霊は激怒しました。

『我らの食事にタバコを混ぜるでない！！！！』

なんと近所に潜伏している新宿区信濃町から来たと

判断された使いを殴りに行ったのです。

怒りの霊曰く近所で悪霊が陣を作り術をかけていたのだそうです。

鏡ですが使いに繋がった人間の像を見ましたが

若くて背が低めで見た目が良く無い人物が多くいた様でした。

術をかけた霊能力者達でしょうか？

自分達は美形だとスマホに良くメッセージを

送って来ましたが像は真逆なのでした。

そして使いがぶん殴られる度にアクセスが途絶えると

ハッカーの霊能力者は「調子が悪い」とメッセージを送って来ました。

霊が繋げている感覚を感知出来なくなった為だろうと思いました。

つまり霊が与えている超常的な感覚を

この霊能力者達は自分の力だと思っているのです。

作られた霊能力者による攻撃に間違いはありませんでした。

果たしてこの謎の現象はどうなるのでしょうか。

こんな目に遭っても私は変わらず霊感が

あるかも知れない微妙な存在だと思いました。

少しの霊感で力を与える霊が存在するのです。