自動手記は死神との契約

私はブラインドタッチは出来ないのですが

タイピング天使やら悪魔の様な

現代の自動手記の霊に憑依されると

出来るようになるのです。

勿論普段は高速タイピングなどは

不可能なのですが自動手記では可能になります。

しかもスマホとPCのタイピング憑依はそれぞれ存在するのです。

半自動手記のレポートでは良い霊ではないかとありましたが

どうやら悪い霊が無理矢理に契約というものをして

能力を押し付けている状態の様でした。

そしてタイピング憑依霊の数体は声の訪問者であったのです。

悪い声の訪問者は数回ほど討ち滅ぼされ

私のブラインドタッチ能力はその度に消えました。

しかし声の訪問者は言うのです。

『あなたの魂をください』

声の訪問者は嘘つきが多いのですが

音にエネルギーを乗せて話す霊は大抵嘘は吐きませんでした。

音に乗った声は微かに聞こえました。

『あなたの魂をください』

『お前の魂をくれ』

『もうすぐ死ぬ人みたいだよ』

『魂が半分剥離してるもの』

『寿命でしょ?』

『寿命でしょ?』

『寿命でしょ?』

『これが寿命なんでしょ?』

『早く仲間になってよ?』

10年以上経過しても魂の状態が不安定らしく

この様な悪霊が寄ってくる様なのです。

声の訪問者は言いました。

『現代人の魂は魅力的。霊力をあまり必要とせずに思考が出来る。』

この魂を欲しがる悪霊が自動手記の霊の正体でした。

本人の意思と関係がなく能力を与える事で

契約を交わしていると『本人が望んでいない』ケースでは

契約破棄の抜け道になるのではと思っています。

今も私は半自動手記でタイピングをしていますが望んでいない能力で

仕事でブラインドタッチができるか問われれば

作業で出来ていても出来ないと答えます。

また私の自動手記は記憶が無くなることは一切ありません。

(自分の力で物事を成し遂げたいので)