声の訪問者は言いました。
『わしにも呪い印があるみたいなんだけど何ぞ??』
『俺にも変な模様みたいなの刻まれてるんだけど!』
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本人の意志に関係なく霊団に召された時に証として印を刻まれました。
印は霊具の一種であり、霊道であり、神の一部でありました。
管理者は印として様々な形を取って存在しました。
声の訪問者は言いました。
『主のオミヤの印は羽織だったのう。』
『着るだけで手軽じゃ。すぐに抜けられる。』
『悪徳霊能力者の所は順位と番号みたいなのが書いておるの』
『向こうは名前かあ〜!素敵な名前が多いなぁ!』
『名を与えてその気にさせて操っておるのか??』
声の訪問者達は使役の為の印を呪い印と呼ぶ事しました。
何故ならば呪い印は霊気を与える代わりに魂を削り奪い
最後には呪い印を受けた霊を弱らせ消滅させるからです。
声の訪問者達は言いました。
『御霊が小さくなっているだろう。他の霊と比べて見よ。』
霊界ハッカーと呼ばれた者は声の訪問者に通訳されました。
『俺たちは印の技術をサーバーみたいに使って運営するから
くだらない事にそういう技術使わないでくれる?』
『霊界でテレビ見れたりするやつかな。』
『印なんか使わないで霊界のテレビに接続してけろ〜!』