霊を奪う者の心とは

悪い声の訪問者達は言いました。

『霊奪っちゃおw』

『守護霊貰っちゃおw』

『代わりにゴミみたいな霊入れとけ!分かんないよw』

『一般人の霊には何も分からないさ!』

『クズにはクズがお似合いさ!』

『俺たちは凄いんだから良いモノ持ってて当たり前なんだよ!』

『普通の人には勿体ないよw貰っちゃお!!』

霊を盗む悪い神様は霊を人とは思わず物や道具だと思っている様です。

人間として扱わず便利なものとして考えているのかもしれません。

自分の意志とは関係のなく連れていかれる霊は悪霊達に

利用されてボロボロになるまでこき使われていそうですね。

声の訪問者は言いました。

そうだ!俺たちの意志は俺たちにあるんだ!!

『雇用契約変えて下さい』

『賃金に匹敵するものをよこせー!』

ありえないから!こんなの!!

正当な対価を支払えい!!

『褒美もらってるのお前らだけだろ!』

『なんでウチらがこんなに働かなきゃいけないのよ!』

そんなにやりたきゃ、お前一人で働けよ!!

声の訪問者は言いました。

人と人生を共にして経験を積んでいる霊を奪っているだと!?

お前らに何の権限がある!

お前らはご修行は10年もしていないだろう!

神になられた絵描きは70年ご修行なさった!!

昔は神になるのに200年は修行したんだ!

霊能者の霊であるだけで横暴だぞ!

え?5年も修行してないのにこんな事してるの…?

『1年以下ですよ』

『ふむ…あっちは半年みたいですね』

『短期間修行した霊って徳がないなぁ…』

もっと修行させてから外出せよ!迷惑だよ!!

『早くお国からの援助のご霊気切って下さいよ』

『うちは善行だけしてるのに霊気いただいていません。何故この様な輩に?』