邪神との契約の仕組み

本物の呪いと言うものは邪神が契約により実行するものであり

決して本人の奇跡の力では無い事が、長期に渡り数え切れない複数の

呪いをもたらしに来た邪神の言葉に寄って明らかになったのでした。

呪いをひたすらに掛ける謎の人物がどう言うものか

契約の内容が明らかになる事件が起きたのです。

まず邪神の声を私が聴こえているのに知らないで

邪神はカミングアウトで喋りまくるんです。

『願いは成就した。醜いおばさん達の命を1名確実に貰い受ける。

10日以内にこの者の目元にシワを刻むのに命を賭けた。

馬鹿だから苦しまずに殺してやろう

『我らは半年前に契約した。おこぼれを頂戴しようぞ』

『幾多にも及ぶ2600の願いのうち1200は叶えた。

1400に辿り着いた時、全ての命はいただく契約なり』

『うちは1000の願いの成就により命を戴く契約でございます。

複数契約していらっしゃる様ですね。

まだ800しか叶えておりませぬ』

確かに無かった涙袋が出来て、目の大きい美形の

仲間かよって感じになったのですが

(自分はソースじゃなくて醤油顔ですね)

よく分からないのですが数体の邪神がこの言葉と共に去ったのでした。

多分、醜いおばさんとやらを殺害しに行ったのだと思います。

でも苦しまずと言う辺りに慈悲を感じる謎の邪神でした。

そして呪いかけまくっている犯人は子供でも

モテないオッサンでも馬鹿な子供でもなく

醜いおばさんが複数人だと言う事でした。

(どのぐらい醜いか分かりませんが…)

邪神は無限に願いを叶えて人を呪う手助けを

していた訳では無く限度があったのでした。

もしかして呪術攻撃しているサティロスとやらの

女メンバーは醜いおばさんで構成されているのかも知れませんね。

呪い屋のメンバーが不幸にあっても

私は何もしていない事だけは言えます。

それは呪い屋自身の契約なのですから。

この事から集団で呪いを行う儀式は呪術師の霊的負担を下げ

呪術が掛かる条件を下げる事になるのだと推測されます。

しかし契約が真に受理された時、

通常よりも、とても重い約束(直ぐに事故で命を失う等)が

果たされるのだと思いました。