不浄蟲の浄化妨害の呪い

水晶の魔術師の最初の霊視で沢山の虫(以後、蟲と扱う)に

取り憑かれて突かれていると言われ、取り除かれたのですが

またいつしか蟲は集まり霊障となりました。

蟲を集め送る邪神が外部に居るようで、内部で退治してもまた送って来る様でした。

その頃から浄化は一切出来なくなりパワーストーンについては

購入先の水晶の魔術師の元へ送って浄化をお願いするしか無い状態でした。

一部の蟲はなんと魂にアクセスし会話をしてくるのでした。

蟲はただの害虫ではなく、陰陽師の式神の様な感じの

邪神の依代であり外部と通信が出来て命令を頻繁に受け取り

呪いを行使する『不浄蟲』とも言える存在でした。(勝手に命名)

蟲は魂を傷つけ、ハイヤーセルフを混乱に陥れる役目を持っていました。

時間の経過につれ蟲は増えて行くので土地の霊は怒りました。

不浄蟲を潰しに掛かったのです。

『これは虫?幼虫と羽虫は危険な気配がする、特に羽虫は恐ろしい気配じゃ!』

『鳥もおる、鳥は蟲より位が高い様じゃ』

『蟲なら潰せようぞ!』

しかし増え続ける蟲はなかなか減らないのでした。

そんなある日、ナマハゲの様な霊がやって来て

出刃包丁の様な手刀で蟲を斬り殺して行くのでした。

『悪い子(蟲)はいねか〜』

ザクー!(蟲を斬る音)

『悪い子(蟲)は斬るー』

ザクー!(蟲を斬る音)

『悪い子(蟲)だらけだべ〜』

ザクザク〜!ザク〜!(蟲を斬りまくる音)

ナマハゲの様な霊の活躍で、ある程度の蟲が減りましたら

何と、出来なかった浄化が出来るようになったのです。

透明なスライムの様なものが顔に張り付いていたのですが

浄化に適さない手軽な国産の塩を揉み込みましたら簡単に取れました。

※浄化に効くの言われるチョイ高めの博多の塩は輸入品ですね笑

また気休めに水晶を日に当てたら、浄化出来た様で

水晶に住んでいた霊が『陽の光で押し流されたのじゃ〜!』とガックリしていました。

つまり沢山の蟲に取り憑かれている者は浄化や除霊がしづらい状態になる様なのでした。

正に穢れと言う霊的呪物なのでした。